原状回復費についてのお問い合わせを多数頂いております
賃貸の貸し借りのトラブルの1つとして原状回復費についてのお問い合わせを多数頂いております。原状回復費は賃借人が借りていた部屋を退出する際に部屋を元の状態に回復するために必要なお金の事を言います。ほとんどの場合は賃借人が部屋を借りる際に支払う敷金から支払われるのですが、部屋を元のように回復させるためには賃借人から頂いていた敷金では足りない事もあり、足りない分の費用を追加で請求され賃貸人と賃借人との間でトラブルになってしまう事もあります。また最近の賃貸物件では部屋を借りる際に敷金や礼金を一切支払わなくても部屋を借りられるという所もあるのですが、そういった場合でも部屋の原状を回復するために退出する際には原状回復費を請求されます。
どんなに部屋を綺麗に使い、部屋の原状を回復する必要がないような場合でも部屋のクリーニング作業や壁紙の張り替え作業などの作業は必要となるので支払う必要が出てきます。押しピンでできた小さな穴や壁紙や床板の小さな傷なども原状を回復させなければいけない対象となるので賃借人の方は気を付けないといけません。ですが、普通に生活をしていると多少の傷や汚れというのはできてしまうので、原状回復費がかからないという事はほぼ無いと考えておいた方がいいかと思います。賃貸物件によって様々なケースが考えられますので、困ったり迷ったりした時にはお気軽にご相談下さい。
