原状回復でいつも問題になるのは、誰が、どの傷を、どこまで補修するかということです。 大抵の場合、入居者が故意に物件に対して傷を付けた、壊したという場合には入居者側 の補修義務が発生します。 そこで気になるのが、画鋲やネジなど、壁に取り付けたものの扱いです。 最近の事例では、画鋲程度の傷はオーナー側が補修を行うことがあるようです。 しかし壁に木ネジなどをねじ込んだ場合は別で、ネジによる壁の傷は入居者の責任において 補修が必要になります。 どうしても原状回復が必要になってしまった場合は、業者へ依頼しましょう。