「原状回復が出来るプチリフォーム」といった話題をよく見かけます。その際よく使われることになるのがマスキングテープです。マスキングテープは本来、ペンキなどを塗る時にはみ出しを防ぐために使われます。一時的に使う目的なので粘着力は弱く、貼った個所への影響はあまりない、そう思われるかもしれません。
しかし、マスキングテープを使ったプチリフォームには落とし穴があるのです。
・マスキングテープには粘着力に差がある
一口にマスキングテープ、といってもその用途に応じて多種多様なものが用意されています。素材や糊の材料、そしてその粘着力も様々です。そのため適切なマスキングテープを選ばなければ壁や床を必要以上に傷つけ、原状回復に余計な費用がかかることになります。
・マスキングテープも劣化する
時間が経過することによって、マスキングテープも劣化してしまいます。すると糊が分解されてしまい、壁や床に跡が残ってしまうかもしれません。その跡を消そうとこすり過ぎてしまったり、あるいは糊落としを無理に使ってしまったりすると逆に床や壁を汚してしまい、張り替えの費用が必要になってしまう場合もあることでしょう。
プチリフォームだから自分たちで原状回復が出来る。そう思い込まず一度相談してみてください。