原状回復工事は、借りていたテナントや室内の状況を、借りた当初の段階に戻す作業ですが、この作業について、いつまでに終わらせなければ行けないかをきちんとご存知ですか? 実は、退去日から工事をするのではなく、退去日時点では工事が終わっていなければならないのです。 原状回復工事は、その物件の状態が入居時とかけ離れていくほど、工事に時間のかかる作業です。資材の発注や図面の確認、実際の施工から貸主の確認まで含めてもかなり時間に余裕を見て置かなければいけません。 万が一、退去日までに工事が完了できなければ、次の入居者に対しても影響が発生してしまう上、契約と違うということで違約金や、家賃の面で色々なトラブルが発生することが考えられます。 また、原状回復の工期を短くするために、本来やらなければいけないはずの工事をしなかったり、あるいは安い部材で済ませようとすると、貸主から再工事するように言われるということも考えられます。万が一の事を考えて、工期については長めにとっておくことが必要です。 それらについての判断が難しい時は、早めに当サイトにご相談ください。