原状回復の費用を誰が負担するのかはガイドラインの規定によって変わります。ただ、状況によっては、本来オーナーが負担する内容を入居者が負担する場合もあるので、注意したほうが良いでしょう。今回は結露についてご説明します。 床や壁に結露が付着するとシミ・カビが発生することがありますが、この場合はオーナーが負担する決まりになっています。結露は入居者の故意によって発生するものではないので、入居者が負担する義務はないからです。しかし、あまりにもシミ・カビの範囲が広くなった場合は、逆に入居者が負担する必要があります。例えば、シミ・カビの発生に気づいているにも関わらず放置した場合、こういった問題は起きやすくなります。日頃、結露が発生しやすいお部屋にお住まいでしたら、定期的に対策は取っておいたほうが良いでしょう。 方法は難しくありません。窓に発生した結露の場合、食器用の洗剤と水を混ぜた液体が使えます。液体を染み込ませた雑巾で窓を拭き、乾拭きで仕上げれば窓の結露を防ぐことができるのです。これだけでも数日は効果が持ちますので、一度実践されてみてはいかがでしょうか?