原状回復と言いますと、賃貸住宅の原状回復がすぐに思い浮かばれるでしょう。国土交通省が定める原状回復のガイドラインも、賃貸住宅を対象にした内容になっています。
しかし、賃貸住宅以外でも原状回復は行われます。住宅以外ではテナントビルでの原状回復もありますが、貸倉庫・貸工場でも同様に原状回復は必要になります。
貸倉庫・貸工場となりますと、業務のために大掛かりな手を加えている事があります。工場では、製品を生産するために幾つもの機械が搬入されているかもしれません。倉庫なら、大型の棚や冷蔵設備などが搬入されていることもあるでしょう。それを稼働させる電源も必要ですし、場合によっては中二階を作ったり、区画を仕切って事務所や休憩室を作るということもあるでしょう。それらは全て原状回復の対象になります。初めからついていた傷などは対象外ですが、契約後についてしまった汚れや傷は取り除く必要があります。
このような場所も、原状回復を忘れてはいけません。原状回復が必要になりましたら、当サイトまでご相談いただければと思います。