近年、パソコンを利用した業務というのがごく一般的なもので、しかもモニターも1台ではなく、2台、3台と同時使用していくことも多いです。更に周辺機器の電源や、スマートフォンなどの充電アダプタ、持ち出し用のノートパソコンなど、一人あたりが必要とする電源の数も増えていく傾向にあり、これを補うためにもオフィス内のコンセント増設などを行う場合もあるようですが、もしそのオフィスを引き払う際、電気配線関係はどのようにすればいいかご存知ですか?
どうせ使うのなら便利だから残しておいても良いでしょうと思われるかもしれませんが、実は、原状回復の段階では増設した電気配線についても撤去が必要な場合があるようです。
原状回復はあくまでその物件の最初の状態に戻すことですから、たとえ便利でも電気配線が増設されたものであれば撤去が必要になる場合もあるのです。
しかしこれは貸主との交渉次第では不要になる場合もありますが、何にせよ勝手な判断で残しておくと追加工事を必要とすることもありますので、事前に打ち合わせをしておくことが必要不可欠と言えるでしょう。