原状回復の義務が発生した場合、その箇所を修繕しなくてはなりません。契約内容によって異なるケースもありますが、特に指定がなければ自分の手で行ってしまっても問題ありません。ホームセンターなどには、原状回復に使える道具や原状回復のための道具なんてものも販売されていますので、必要に応じて購入することができます。ちょっとした傷や壁紙の剥がれ、ヘコみ程度であれば問題なく修繕できる場合があり、原状回復を業者に依頼するよりも大幅に安く済むことになります。しかし、ここで注意が必要です。一般の方、つまり素人の視点と業者のような玄人の視点は、当然ですが違います。一般の方が「これだけしておけば問題無いだろう」という修繕でも、業者にとってみれば「修繕されていない」と判断されてしまう恐れがあります。こうした場合は、あらためて原状回復をしなければなりません。場合によっては修繕に使用した道具などを取り除かなければならず、その費用も併せて請求されてしまう場合があるのです。ですから、原状回復の度合いによって自分で原状回復を行うか、業者に依頼するかを考えたほうが良いでしょう。どのくらい修繕すれば良いのか分からない場合や自分での修繕が困難だと感じた場合は、一度当サイトまでご相談ください。