フリーアクセスフロアとも言われるOAフロアは、オフィス内の床によく利用されています。床面そのままだと、沢山設置されているパソコンなどの配線が床に伸ばされることになりますので、乱雑に見えるだけでなく、誰かが足に引っ掛けて、パソコンなどとともに点灯する事故などの恐れがあります。 OAフロアはそれらを床下に配線することが出来るので、配線がスッキリとできます。 普段は意識することがありませんから、OAフロアの存在自体を忘れてしまうことも多いですが、原状回復の際にこれが問題になることがあります。 ご入居されているオフィスによっては、本来はOAフロアも何も設置されていないスケルトン状態で引き渡しが行われている、もしくは退去時にスケルトン状態にすることが定められているので、退去時にOAフロアが残ったままだと、あとからトラブルのもとになる場合があります。 OAフロアの撤去は、床に設置された大量のユニットの撤去が必要ですし、床を構成している都合上、他の作業が完了するまで撤去できない事も多いので、予めOAフロアの撤去まで含めた原状回復の日程を建てておくことをおすすめします。